バンコクのゴーゴーバーへ入ったら、店の中央にリングがあった。
そこで見たのは、普通のムエタイ興行とは少し違う、プロレスのようなショー感があるムエタイだった。
見せ場があり、観客を盛り上げる流れもある。それでも、パンチとキックはかなり激しい。
「こんなに殴り合っていたら、パンチドランカーになるんじゃないか」
そう思うくらい、目の前で見る打撃には迫力があった。
店はパッポン2のPink Panther Bangkok Patpong(ピンクパンサー)。普通のスタジアム観戦とはまったく違う、バンコクの夜らしい一軒だった。
2026年7月29日22時36分、Pink Panther Bangkok Patpongで撮影。客席の目の前にリングが設置されている。一般客とスタッフの顔は匿名化しているPHOTO: MIDNIGHT STANDARD / さんた提供
結論|酒を飲みながら近距離で見る「見せるムエタイ」だった
Pink Pantherの面白さは、ムエタイの技術を落ち着いて観戦することではない。
ゴーゴーバーの照明と音楽の中で、客席のすぐ前にある小さなリングを囲み、酒を飲みながら激しい打撃を見る。その状況を丸ごと楽しむ店だと思う。
本格的な公式戦を見たいなら、ラジャダムナンやルンピニーのようなスタジアムを選ぶ方がいい。一方、バンコクの夜遊びの途中で、スタジアムとは違うムエタイを至近距離から見たいなら、Pink Pantherはかなり記憶に残る。
Pink Pantherの場所と、訪問時に確認できたこと
| 項目 | 確認できた内容 |
|---|---|
| 店名 | Pink Panther Bangkok Patpong |
| エリア | バンコク・パッポン2、スリウォン通り側 |
| 住所 | 37/4 Patpong Soi 2, Suriyawong, Bang Rak, Bangkok 10500 |
| 最寄り駅 | BTSサラデーン駅、MRTシーロム駅 |
| 訪問日 | 2026年7月29日 |
| 訪問した時間帯 | 22時30分ごろ |
| 見たもの | 店内リングで行われるムエタイショー |
| 訪問時の会計 | 記録がなく、確認できない |
店はPatpong Soi 2とSurawong Roadが接する側にある。BTSサラデーン駅からは約300メートルと案内されており、徒歩で向かえる距離だ。
リングと客席が近すぎる
写真を見ると、赤と紫の照明の中にリングがあり、そのすぐ周囲をソファ席が囲んでいる。
大きな会場の遠い席から見る試合ではない。目の前で選手が動き、パンチやキックの音が届く距離だ。
見た印象は「ムエタイのプロレス版」に近かった。
競技の勝敗だけを見せるというより、観客を盛り上げるショーとしての流れがある。ただし、演出があるから軽いわけではない。パンチとキックは、見ているこちらが心配になるほど激しかった。
プロレスのような見せ場と、ムエタイの生々しい打撃。そのギャップがかなり面白い。
スタジアム観戦とは別物として考えた方がいい
Pink Pantherはムエタイ専用の競技場ではなく、成人向けのゴーゴーバーだ。
だから、試合カードや選手の戦績を追うような観戦とは目的が違う。
| 見たいもの | 向いている場所 |
|---|---|
| 公式戦、選手、勝敗、競技としてのムエタイ | ムエタイスタジアム |
| 酒、近距離の迫力、バンコクらしい夜のショー | Pink Panther |
俺が見たかったのは後者だった。ゴーゴーバーへ来たはずなのに、途中から全員がリングを見る。この店でしか成立しにくい変な一体感がある。
「本格的なムエタイ観戦の代わり」ではなく、夜遊びと格闘技が混ざった別の体験として行くと分かりやすい。
ショーの開始時刻と料金は、当日に確認した方がいい
俺が訪れた日は、22時36分の時点でリングが設置されていた。
2025年の現地レポートではショーは22時30分ごろ、営業時間は20時から翌2時ごろと紹介されている。一方、過去の案内には23時開始とするものもあるため、開始時刻を毎晩固定とは考えない方がいい。
ショーを目的に行くなら、俺なら22時ごろまでに着き、入店前か注文時にスタッフへその日の開始予定を確認する。
また、今回の自分の会計記録は残っていない。2025年の外部レポートにはビール140〜160バーツ程度という記載があるが、これは俺がレシートやメニューで確認した価格ではない。
入場料の有無、ドリンク代、レディースドリンク、ファイターへのチップなどは、注文前に店で確認してほしい。
参考:G-DIARYの2025年訪問レポート / Bangkok Heavenの店舗案内
初めて行く前に知っておきたいこと
- Pink Pantherは成人向けのゴーゴーバー。ムエタイだけを見に行く場合も、その前提で入る場所である
- ショー時刻や料金は変わる可能性があるため、当日に確認する
- 店内の客、スタッフ、出演者を無断で撮影しない。掲載写真は人物の顔を匿名化している
- 公式戦を見たい人は、最初からムエタイスタジアムを選ぶ
場所は分かりやすいが、普通の観光施設ではない。何が見られる店なのかを理解してから行く方が楽しめる。
最後まで印象に残ったのは、パンチとキックの激しさ
Pink Pantherのムエタイは、プロレスのようなショーに見える。しかし、目の前で飛んでくるパンチとキックはかなり本気に見えた。
普通のゴーゴーバーとも、普通のムエタイスタジアムとも違う。その中間にある妙な熱気こそ、この店へ行く理由だと思う。
バンコクの夜に「飲むだけでは終わらない一軒」を探しているなら、候補に入れていい。
FAQ
ムエタイを見た店の名前は?
バンコク・パッポン2のPink Panther Bangkok Patpong。
Pink Pantherはどこにある?
37/4 Patpong Soi 2, Suriyawong, Bang Rak, Bangkok 10500。BTSサラデーン駅またはMRTシーロム駅から徒歩で向かえる。
ムエタイショーは何時から?
2026年7月29日の訪問時は、22時36分にリングが設置されていた。外部情報には22時30分ごろと23時の両方があるため、当日に店舗で確認してほしい。
ショーを見るのにいくらかかった?
今回の会計記録がなく、実際に支払った金額は確認できない。古い価格を現在の料金として断定せず、入店・注文前の確認をすすめる。
本格的なムエタイの試合?
公式スタジアムの競技会とは違い、ゴーゴーバーの中で行われるエンターテインメント性の高いショーだった。ただし、本人が見たパンチとキックはかなり激しかった。




