シンガポールへ着いて最初に必要になるのがスマホの通信環境だ。

Google Mapsでホテルを探す。Grabを呼ぶ。店の場所や営業時間を確認する。空港を出た時点で通信できないと、思っている以上に動きづらい。

俺自身は、短期滞在では日本で契約していた楽天モバイルの海外ローミング、その後シンガポールで暮らすようになってからは現地通信会社SIMBAのeSIMを使ってきた。

この記事では、実際に使ったこの2つを中心に、旅行者ならどう選ぶかを整理する。

結論|短期なら到着前に準備、長期ならSIMBAも候補

滞在・状況選び方
楽天モバイル契約中の短期旅行海外ローミングをまず確認
到着直後から多めに通信したい日本にいる間に旅行用eSIMを設定
長めの滞在・現地番号が必要SIMBA Prepaidを検討
生活拠点をシンガポールへ移すSIMBAなど現地プランを比較

俺なら3泊4日程度の旅行では、到着してから店舗を探すより、出発前に使える状態を作っておく。

実際に使ってきた通信環境|楽天モバイルからSIMBAへ

俺が最初にシンガポールへ来たときは、日本で使っていた楽天モバイルをそのまま海外ローミングで使っていた。

短期間ならこれでも普通に使える。

楽天モバイルの海外ローミング公式案内楽天モバイルは海外ローミングを毎月2GBまでプラン料金内で利用できる。内容・料金は変更される可能性があるため、利用前に公式サイトで最新情報を確認してほしいPHOTO: 楽天モバイル公式サイト

2026年9月5日時点の楽天モバイル公式案内では、海外指定107の国と地域で利用でき、海外ローミングは毎月2GBまでプラン料金に含まれる。2GBを超えると最大128kbpsになり、高速データは1GBあたり500円で追加できる。

シンガポールも対象国に含まれている。ただし利用前には、楽天モバイル公式サイトで対象地域、設定方法、現在の条件を確認してほしい。

シンガポール生活ではSIMBAのeSIMへ

シンガポールで生活するようになってからは現地通信会社のSIMBAを契約した。

現在もSIMBAを使っていて、料金は月S$10前後。プランによってデータ容量は違うが、日本のスマホプランと比べるとかなり容量が大きい。

しかも、俺が使っているSIMBAのプランには海外ローミングも付いている。

シンガポール国内で使っていて、通信品質で特に困った記憶もない。Google Maps、Grab、SNSなど普段使いでは普通に使えている。

現在使っているiPhone Airでは物理SIMではなくeSIMを利用している。契約後にQRコードを読み込んで設定するタイプなので、SIMカードを抜き差しする必要もない。

SIMBAのeSIM公式案内SIMBA公式サイトのeSIM案内。物理SIMを差し替えずに利用できるPHOTO: SIMBA Telecom公式サイト

SIMBAは旅行者でも契約できる

SIMBAはシンガポール在住者だけの通信会社ではない。

2026年9月時点の公式情報では、外国人旅行者でもパスポートを使ってPrepaidプランを契約できる。

ただし外国パスポートで登録したPrepaid SIMは最大30日間。

また、旅行者のパスポート登録はSIMBA Service CentreまたはAuthorized Dealerで行う必要がある。

SIMBA公式サイトではPrepaidのeSIMも案内されているが、旅行者の場合は店舗での登録が必要になる。オンラインだけですべて完結する旅行用eSIMとは手間が違う。

そのため数日の旅行なら、

  • 日本で旅行用eSIMを設定してくる
  • 楽天モバイルなど日本の海外ローミングを使う
  • シンガポール到着後にSIMBAのPrepaidを契約する

この3つが現実的な選択肢になる。

俺自身、最初は楽天モバイルのローミング、その後はSIMBAという流れだった。

長期滞在するならSIMBAはかなり使いやすい。ただ、3泊4日の旅行でわざわざ店舗までSIMBAを契約しに行くかというと、そこは少し微妙だ。

短期旅行なら、到着した瞬間から使えるeSIMの方が楽だと思う。

旅行前に確認しておくこと

  • 使う端末がeSIMに対応しているか
  • SIMロックや通信会社側の利用条件に問題がないか
  • 現地で使う回線をモバイルデータ通信用に選べるか
  • QRコードや設定情報を、利用するスマホとは別の画面でも確認できるか
  • 日本の電話番号でSMSを受け取る必要があるか

eSIMの設定用QRコードには回線情報が含まれる。スクリーンショットをSNSへ載せたり、第三者へ送ったりしない方がいい。

俺ならこう選ぶ

楽天モバイルをすでに契約していて、地図や連絡が中心の短期旅行なら、まず海外ローミングで足りるかを考える。

動画を多く見る、テザリングを使う、通信量を気にせず動きたいなら、日本を出る前に旅行用eSIMを準備する方が安心だ。

長めに滞在する、現地番号が欲しい、シンガポールを生活拠点にするなら、SIMBAのような現地プランを比較する。

重要なのは、空港へ着いてから考え始めないことだ。通信手段を一つ決めておくだけで、到着後の移動はかなり楽になる。

公式情報

料金、データ容量、対象国、登録条件は変わる可能性がある。この記事の確認日は2026年9月5日。契約前には必ず各社の最新情報を確認してほしい。